あけましておめでとうございます。管理者のよそイです。
長野県の新年は雪からスタートでした。紅白歌合戦はBUMP OF CHICKENの初出場の舞台まで頑張ったのですが、そこで力尽き、予定していた二年参りも過ぎて気づいたら朝方です。日本酒の飲み過ぎですね。
さて、今日のエントリーは自分への自戒も込めて、去年の振返りの内、一番大きな出来事を振り返っておきたいと思います。
2015年「転」
転職、転居、生活が一転した年となりました。3月まで、アミューズメント施設で10年以上働いていましたが、2014年末に転職を決意、医療介護に関わるサービス業で一からスタートを切りました。
転職を決める直前、直後は「本当にこれでいいのかな?」「今のままでも働いていける。わざわざ辞める必要があるのか?」と自問自答が続く日々。
高校・大学・就職活動のといった人生の岐路の中で一番迷った期間だったと思います。
どんなことに一番迷ったか。それは「別に転職する必要が(表面上)ないこと」です。
進学、就職は、自分の選択とはいえ、周りのほぼ全員がするもの、「するか、しないか」という大きな2択は葛藤もなく、疑問なく「する」を選んでいました。
その上で、「どこの学校に入るのか、どこの会社に勤めようか」と考えていました。前提になる暗黙のルールとでもいうのでしょうか。根源的な迷いは無かったんですね。
今回の迷いは、「お金に困っているわけではない、会社から退職を勧められているわけではない。きっと周りの人は驚くだろう」という中での決断でした。
ただ、これは改めて実感したことがあります。それは
「他の人や環境から必要に迫られていない決断というのは、心から自分で決めたことに他ならない」
ということです。一見とんでもないワガママと映るかもしれません。
ただ、これは後々になって、とても気持ちに響くことです。
これが、「あの人に言われたから思いとどまった」とか、「反対されたから仕方なく諦めた」といった選択をしていたら、しかもそれが上手くいかない結果になっていたら。外からの影響を自覚しているので、自分の責任とは言い切れず。かといって、当時接してきたあの人のせいにするには情けない。そんな嫌な気持ちを引きずっているかもしれません。
今回はそういった影響よりも、自分の中の疑問、葛藤、目標の中で決めたことでしたので、こういった後腐れはほとんど無い決断だったと思います。
「自分の生業が大きくなることで、社会の課題は解決しているだろうか」
「自分は今心身ともに成長しているだろうか」
「職場の人、親族、知人・友人を幸せにしているだろうか」
「社会の中の関係は今後どれだけ広がっていくだろうか」
こんな質問を自分に投げかけていく過程で、転職という選択をしました。
去年1年を振り返ると、この選択と実践は (大変なシーンもありましたが)かなり好調です。
また、決めたことを心から押し通そうとすると、「思っていたほど」周囲の抵抗は無い、という経験もしました。
妻からは転職際してはかなり後押ししてもらいました。
職場では仕事を辞めると切り出したら、罵詈雑言を浴びせられることを覚悟だったのですが、事情を理解してださった同僚、上長の方々から応援のお言葉をいただきました。
元来、破滅思考といいますか、一番悪い可能性から考える性分です。ですので、「押し通すと決めたことは、実は自分が考えている以上の危険は無いんだ」、と気づいた時にはとても清々しい気持ちでした。ネガティブ思考も悪くないものです。
こんな訳で、自分の中で自問自答することで、心の気づき(解釈の変化)、これまでに無い行動力を得た2015年となりました。
今年はどんな年に「なる」のか、ではなく、どんな年に「する」のか。去年を筆頭に、過去の経験を再解釈して、役立てながら前に進んでいきたいと思います。
お近づきなっている皆様(これからなる皆様)今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。
P.S.今年1年の抱負、計画はこの3が日で改めて計画します!